リベラルアーツの学び方 エッセンシャル版
本書から何を得たいか?
リベラルアーツとは何か?
学ぶと何が嬉しいか
どこから始めればよいか
この本を読んで答えられるようになりたい「本質的な問い」は? リベラルアーツとは何か?
Before
幅広い知識。教養のこと。
After
知は力である —フランシス・ベーコン
リベラルアーツの起源
ギリシア・ローマ時代
自由人が学ぶ必要のある自由七科
文法学、修辞学、論理学、算術、幾何学、天文学、音楽
現在の大学だと、教養課程に属する科目
近年注目されるリベラルアーツ
人の精神を自由にする幅広い基礎的学問・教養
横断的な共通性、つながりを重視する含みを持つ
リベラルアーツを学ぶことで以下の2つを得ることができる
1. パースペクティブ
広がりと奥行きのあるものの見方
2. ヴィジョン
洞察力と直感により本質をつかむものの見方
リベラルアーツは知識、とりわけ権威付けのために用いられる知識ではなく、生きた、実践的な教養です。横断性、普遍性、広い世界とのコミュニケーションの基盤、飾りやファッションではなく身につき使いこなせる教養、その人固有の「生」の形と結び付いた教養、理論と実践の両輪をつなぐシャフト、といった観点が重要になります。
理論と実践を繋ぐという点になぜか惹かれる。文理融合の学部で育ったから?meganii.icon
著者か考える教養、リベラルアーツとは?
単なる知識ではなく、柔軟な思考力、想像力、感性を身につけるためのもの
ジャンルの絶対的な区分やそれら相互の上下の区別はない
ボーダーレス、ジャンルレスの横断的共通性
1. 自分で考えることのできる人間
2. 人の言うことは理解できる人間
3. どちらもできない人間
流動化が激しい現代社会では、問題、課題を解く以前に、それを探し出し、正しく設定する能力、すなわちアジェンダ(重要課題)の発見、設定能力が非常に重要
このアジェンダを見つけだすには、横断的で幅広いリベラルアーツのバックグラウンドが必要というのが著者の主張
これは、ワカル。meganii.icon
リベラルアーツは、理論家と実践家双方の共通基盤(共通言語)
リベラルアーツに対する投資はリターンに見合うのか?
別に大学に通わなくても学びは出来るmeganii.icon
リベラルアーツは革新と想像の源泉
第2部 リベラルアーツを身につけるための基本的な方法と戦略
個々の対象に接する過程で、批評的・構造的なものの見方、物事のとらえ方を学ぶこと
自分なりの批評の「定点」、基準点を定め、それをしっかりと保つこと
対象に関する正確な情報や事実を確定し、それらを的確に位置付けた上で、自己の意見を組み立てる
さまざまな視点に共通する普遍的なとのの、普遍的な問いかけは何かを考えながら、対象に接することが大切
自分の頭の中で、作品と作品の間にコミュニケーションの橋をかけていく
自分がいなかったら、このカップリングはなかったと思うのはよいのかも
自己を相対化・客観化して見詰める
自分はどうなんだい?地に足ついた議論か?
自己の思考がみずからの立場や利害に影響されていることを意識した上で、それによる補正を行いつつ自分の議論を組み立てる能力
職人至上主義的価値感覚に注意
特定の人間の思想、考え方や行為は、社会においてどのように機能し、人々にどのような影響を及ぼし、どのような効用をもたらすか
上記を常に問い続けるアメリカ的な機能主義には学ぶべき
コレクションの部分はあまり共感できなかった。なぜならモノは減らしたいから。
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あとでやりたいこと #TODO